「夫の育休宣言。家事もせず役立たずなのでは…?」
夫の育休取得は、家事や育児をするのかモヤモヤしますよね。初めての子育てなら、なおのこと。
そこでこの記事では、2年間の育休を取得した夫をもつ筆者が、何を不安視したのか、実際に夫は家事や育児をしたのか、育休前にやっておいた方が良いことをご紹介します!
加えて、夫は何を考えて2年も育休申請したのか、夫側の意見もご案内。あなたの夫と話し合う際の参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただくと、育休中の夫に対する妻の心構えも分かりますよ。
夫が育休宣言をしたなら、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
本当に役立たず?夫が担う家事&育児は2時間以下!?
日本財団とコネヒト株式会社が2019年に共同調査した結果によると、夫の家事・育児時間は2時間以下です。
家事・育児の時間は長ければ良いというものではありません。でも、買い物、料理、掃除、見えない家事も含めると2時間以下は少ないですよね。
また、家事や育児分担について夫婦で納得している割合は約6割。
つまり4割のママは不満を持っています。
私の周りでも
「夫1人で子守りができないからママ1人で外出できない」
という家庭があります。
夫婦の在り方は家庭それぞれなので、夫婦がお互いに納得していれば問題なしです。でも、片方に不満が溜まるのはおかしいですよね。
世間の実態を知ると、夫が育休をとったところで「家事も育児もできないのでは?」「育休中、ゲームやテレビばかりでゴロゴロされてもむかつくだけでは?」と不安に思うのも当たり前。
【体験談】育休夫に対する妻のモヤモヤVS夫の気持ち!夫は家事・育児はしたのか!?
親族全員が衝撃の2年育休をとった我が家の夫。実際に育休を取得してどうだったのか、以下3つについて詳しくご紹介します。
- 2年育休取得の夫に対する妻の気持ち
- 育休を取得する夫の気持ち
- 実際に夫は家事も育児もやらない役立たずだったのか
妻は不安でモヤモヤ!夫の育休取得宣言
「2年も夫の育休いらないでしょ!?」
「そもそも家事も育児も本当にやってくれるの⁉︎役立たずにならない??」
夫の2年に及ぶ育休宣言に対する当時の私の思いです。親族、友人含め同じことを散々言われました。
妻の不安は以下の3つです。
世の中の声を聞くと、夫が育休取得したところで家事・育児には非協力的という意見が圧倒的多数。
我が家の夫も、いざ育休を取得したら家でゴロゴロしたり、散歩に行ったりと、「役立たず」になるのでは?と不安がありました。
それだけではなく、お金やママ友に関する不安もありました。
そんな不安満載の妻としては、育休の短縮を何度もごり押し。
2年の育休取得をする夫の気持ち
一方、夫自身の育休に対する思いは以下の3つでした。
他人だったら、「なんて素敵な夫!」と思うかもしれませんが、当事者としてはそうはいきません。夫の気持ちは理解できますが、私の不安を消せるものではありませんでした。
私の不安や意見はキッパリ伝えた上で、育休取得期間の最終判断は夫に委ねました。
私の不安は残りましたが、「やっぱり2年の育休を取ればよかった」と10年先、20年先に言われたくない後悔してほしくなかったからです。
実際に夫は家事も育児もしない役立たずだったのか
結論をお伝えすると、我が家の夫は育児も家事も協力的でした。
1年も経つ頃には、夫1人のワンオペもお手のもの。
長い育児時間は子どもとの絆も深めてくれ、子どもが夫を見て泣いたり、ママがいないとグズル、なんてこともありません。
ただ、結果的にそうなったのも以下3つの理由があったからです。
- 夫婦の性格として「できる方がやる」「感謝をする」「気遣い」が根底にある
- 趣味が散歩など、お金もかからず子連れでもできるものだった
- 事前に生活ルールを決めていた
普段から飲み会ばかり、趣味に明け暮れている、気遣いがない、などの夫なら育休取得により離婚、という悲劇もあり得ますよね。
悲劇を引き起こさないためには、育休前に対策が必要です!
夫の育休でモヤモヤしないために!育休前にルールを決めよう
夫の育休取得に不安があるあなたは、育休開始前に夫と生活ルールを決めましょう。とはいえ、どんなルールが良いのか悩みますよね。
我が家では、以下のルールを決めました。
- 妻と夫それぞれのリフレッシュ日を設定
- 買い物と料理は妻、食器洗いと洗濯は夫などの家事分担
- 月末に話し合いをする
どうしてこのルールが必要だったのか、詳しくご紹介しますね。
妻と夫それぞれのリフレッシュ日を設定
最初に決めたのは、リフレッシュ日です。その理由は、夫婦共に「一人時間が欲しい」性格だから。
息抜き時間さえ確保できれば、ある程度のことは受け流せるため、夫婦で意見が一致。
買い物に出かけたり、友達に会ったりと、それぞれが自分の時間を満喫♪
リフレッシュ日は、育休前の段階では曜日指定にしていましたが、最終的には共有カレンダーを確認してフレキシブルに取得するに変更。
あなたも「解放される時間が欲しい」と感じるタイプなら、リフレッシュ日を決めると良いですよ。
買い物と料理は妻、食器洗いと洗濯は夫などの家事分担
大まかにでも家事分担をしておくと、お互いの負担を減らすことができます。
夫婦で話し合って、得意な家事を担当すると良いですよ。
我が家では、妻が買い物と料理が好きだったのでそちらを担当しました。
相手がリフレッシュしている日や体調の悪い日などは協力し合うのが前提ですよ〜
基本はお任せするけど、協力し合うことは忘れないようにしましょう。
月末に話し合いをする
生活ルールに関しては、月末にどうだったか、夫婦で話し合いましょう。
もしうまくいっていなかった場合、話し合いの場を設けないと不満が溜まり続ける一方です。
実際、見ているだけでは相手がどう感じているのか、エスパーでもない限り分からないですよね。
我が家では話し合いのタイミングで、曜日指定のリフレッシュ日よりも、フレキシブルに取れた方が良いなど、お互いの気持ちが見えるようになりました。
楽しい育休期間を過ごすためにも、コミュニケーションの時間だけは確保するようにしましょう。
育休中の生活ルールを決めるには赤ちゃんのいる生活イメージが必須!
育休中のルールはあなたやあなたの夫は何を譲れないのかを確認して、決めましょう。
でも絶対に忘れてはいけないのが子どもが最優先ということ。0歳の赤ちゃんは目が離せず、1歳を超えて歩き出すとさらに目が離せません。
どんな生活になるのかイメージがない方は、妊娠・出産・育児の情報サイト | ゼクシィBabyで「赤ちゃんが産まれたら読む本」を取り寄せてみるのもオススメ。
無料でもらえる上に、毎日の生活イメージを夫婦で学ぶのに最適です。
私も実際に取り寄せましたが、取り寄せ後の勧誘もないので、貰っておいて損はありません。
正直、有料の子育て冊子を買う必要はないと感じました。
育休中の暮らしがどうなるのか、しっかりとイメージしてルールを作りましょうね。
夫の育休取得!妻に必要な心構え3か条
夫の育休取得、「ルールを作れば完璧!」とはならないのが現実です。
夫は妻の分身ではないので、家事も育児もやり方が違います。そこで、育休取得予定の夫を持つ妻には、以下3つのマインドを持つことを強くオススメします!
- 完璧を期待しない
- お互いの自由時間を大切にする
- 楽しむ
それでは詳細をご案内します。
完璧を期待しない
夫に対して、完璧な家事や育児を絶対に期待しないでください。
せっかく頑張ろうと思って取り組んだのに、小言ばかり言われたらあなただって嫌な気分になりますよね。
育児をお願いしたなら、料理や洗濯の手順が自分と違っても、見て見ぬふりをしましょう。
ただ、子どもの命に関わるものに関してはルールを決めていました。それが離乳食です。我が家では、私が作り冷凍したものを食べさせてもらうことで、固形物や大きい食材で喉を詰まらせる心配を回避しました。
「自炊して冷凍」がコスパ的には最高ですが、時間も手間もかかるのが現実。もしワンオペだったら、冷凍離乳食を届けてくれるファーストスプーンを利用していたと思います。
レンジでチンするだけなので、あなたが離乳食を作る必要も、夫が変なものを食べさせてしまう心配もなくなるので、一石二鳥ですよ♪
お互いの自由時間を大切にする
育休をとったからといって、毎日家族で過ごす必要はありません。夫も妻もお互いにリフレッシュできる自由時間を確保しましょう。
知らず知らずストレスマックスなんてことにも。一人でボーッとしたり、ゆっくりと買い物をしたりすることで、気分転換になりますよ。
私は、カフェでモーニングをするのが何よりの楽しみ。朝は頭もスッキリしていますし、人の少ない朝カフェはゆったり過ごせて気持ちが良いです。
夫婦で過ごす時間が増えたことでイライラする、とならないよう、自由時間を尊重し合いましょう。
楽しむ
3つ目の心構えは、とにかく楽しむこと!
夫が育休を取得してしまった後は、言い方が悪いですが、どうしようもありません。それなら、家族の時間を楽しむようにしましょう。
我が家では、長期旅行を実行しました。
- 北海道1ヶ月
- 四国2週間
- 宮古島1週間
そのほかにも短期旅行をしたり、実家へ1週間帰省したりと、時間が自由に使える育休期間だからこそ、できることを楽しむことにしました。
あなたも時間があればやりたいな〜と思っていること、ありませんか?
夫婦で育児をするからこそ、少しの時間でも自由時間が作れるものです。夫も妻も、育児はもちろんですが、生活も楽しみましょう!
まとめ 育休夫との家事分担は育休前に話し合うが吉!
育休を夫が取得すると決めたら、過ごし方を必ず話し合いましょう。
夫婦がストレスなく過ごせるルール作りが大切です。赤ちゃんとの生活イメージが持てないなら、妊娠・出産・育児の情報サイト | ゼクシィBabyの無料冊子を取り寄せてみると良いですよ♪
また、育休夫と過ごす妻は先ほどあげた3つのマインドを大切にしてください。
- 完璧を期待しない
- お互いの自由時間を大切にする
- 楽しむ
それでも夫の協力が物足りない…と悩むなら、宅配や家事代行を依頼するのもアリ!
育休期間は家族で過ごせる大切な時間です。イライラして過ごすのはもったいないです。
素敵な時間を過ごせるように、育休前に夫婦で話し合ってくださいね♪
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