あなたは「エアウィーヴには、カビが生えない」と思っていませんか?
残念ながら、エアウィーブにもカビが生えます。
この記事では、実体験を元にエアウィーヴのカビが生える条件やカビ対策をご紹介します。
しっかりとカビ対策をすれば、快適な寝具を保てますよ♪
【実録】エアウィーヴのカバーにカビは生えた!!
私は約2年、フローリングでエアウィーブを使っており、ほぼ万年床の状態で使用していました。
その結果、エアウィーヴのカバーにカビが生え、フローリングにも黒ずみが発生!(写真が実物です)
具体的な使用環境は、以下です。
- 日の入らない北側の部屋
- 毎日窓を開けて換気
- 敷きっぱなしの万年床
- エアウィーヴの専用カバーは一度も洗濯していない(専用カバーの上に市販のシーツを敷いており、普段はシーツを洗濯)
上記のような環境で使用し続けた結果、エアウィーヴの専用カバーにカビが発生しました。
「特殊繊維のエアウィーヴだから万年床でもカビが生えない!」と思っていただけに、カバーにカビが生えるとは盲点でした…。
そもそもカビが生える条件が気になったので調べてみました!
カビが生える条件
カビは、温度・湿度・栄養源が揃うと発生します。
温度:約20~30℃
湿度:約70%
栄養源:人の皮脂、ホコリなど
カビが生える条件を調べた結果、敷きっぱなしのエアウィーヴには、カビが生える温度・湿度・栄養源がバッチリ揃っていました。
✔梅雨時や夏場は室内の温度が30度前後。(カビ発生温度)
✔人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと同時に、敷布団には寝ている人の髪の毛などが付着(カビ発生栄養源)
✔敷きっぱなしの布団とフローリングの間には湿気が溜まる(カビ発生湿度)
カビが生えるのも納得ですよね。エアウィーヴのカバーは、綿とポリエステルのため、カビが生えてもおかしくないのです。
【キルト地(Warm 面)】
・表地=パイル部:綿100%
・表地=グランド部:ポリエステル100%
・中綿=ポリエステル100%
・裏地=ポリエステル100%
【メッシュ地(Cool 面)】
・表地=ポリエステル55%・綿45%
・中綿=ポリエステル100%
・裏地=ポリエステル100%
あなたも、引き出しにしまっておいたバッグや衣服に白いカビが生えていた経験がありませんか?バッグや衣服に生えるカビもカビが生える3条件が揃ったため、カビが繁殖したということです。
実体験では、エアウィーヴのカビがフローリングに侵食する前に、気が付いたのが幸いです。
もし、フローリングにカビが侵食した場合、素人では除去できません。専門業者に高い代金を支払って除去してもらう必要があります。
カビ取り専門業者の相場は、カビを除去する広さやカビの状態で異なるようですが、2万円以上は必要と考えておきましょう。
住み始めて2年の自宅にカビなんて…悲しすぎる…!!
カビを防ぐには、カビが発生する温度・湿度・栄養源のいずれかを取り除くことが効果的です。
そこでおすすめのカビ対策をご紹介します!
エアウィーブのカビ対策
エアウィーヴのカビ対策は、カビが生える条件の湿度・温度・栄養素を防止することです!
温度はエアコンをつけることでしか調整できません。光熱費に影響が大きいため、湿度と栄養源でカビ対策することをおすすめします。
対策1:万年床にしない(湿気を除去)
カビ発生条件の一つである湿度対策をしましょう!3つ対策をご案内します。
敷布団を立てかける
1番お手軽な方法は敷布団をたてかけることです。
たてかけるだけでも、風が通るので湿度対策になり、カビが発生しにくくなりますよ。
デメリットとしては、重さが挙げられます。
エアウィーヴの敷布団は約8kgあり、毎日立てかけるだけでも重労働です。
朝から重たい布団を立てかけるのは、女性にとってきつい肉体労働です…
筋トレと割り切って8kgの敷布団をたてかけるのもアリですが、もっとお手軽に対策したいあなたには下の3つの湿度対策をおすすめします。
ベッドにする
ベッドにすれば敷布団の下にも風が通るため、敷きっぱなしでもカビが発生しにくくなります。
毎日敷布団を立てかける必要が無いので、手間が無いですよ♪
デメリットとしては、ベッドフレーム購入の出費や引っ越しの際に手間が増えるという点があります。
この先10年以上毎日続く敷布団を立てかける重労働から解放されるなら、出費があってもベッド導入はアリかもしれません!
すのこタイプのベッドなら通気性も良いので、カビ対策にさらに効果的!
座った状態から起き上がれるので、足腰に負担をかけずに起きることができますよ。
「寝相が悪いとベッドから落ちそう…」というあなたには、すのこが良いですよ。
折りたためるタイプのすのこは、カビ対策ができるうえに、ベッドのように設置スペースを取る必要もないのが嬉しいですね♪
除湿シートを敷く
湿気除去対策の3つ目は除湿シートを敷くことです。除湿シートは、エアウィーヴの下に敷けば完成なので、簡単かつ毎日エアウィーヴを上げ下げする必要がないので楽にできる対策です。
対策2:定期的に洗濯する
2つ目の対策は栄養源の除去です。これは、洗濯するしかありません。
エアウィーヴの上で眠るため、どうしても汗や皮脂が敷布団カバーやエアウィーヴ本体に入り込んでしまいます。毎日コップ1杯の汗をかくとなると、1ヶ月でコップ30杯分の汗を吸い込むことになります。
汗の量に応じて洗う頻度は異なりますが、個人的には半年に1回、洗濯するようにしています。
エアウィーブのカビ対策に布団乾燥機は使える?
エアウィーヴの敷布団に布団乾燥機は使えません!ただし、2022年12月時点で販売されているエアウィーヴ 四季布団シリーズは耐熱強化モデルのため使用可能です。
エアウィーヴ本体を洗う際も40℃以下のぬるま湯で洗うことをメーカーが推奨しています。熱に弱いので、四季布団以外は布団乾燥機を使わないようにしましょう。
四季布団ではないタイプを購入している方は、上記でご紹介した対策でカビ対策をするようにしましょう!
まとめ
エアウィーヴにもカビは生えます。実体験としてカビが生えた原因は、フローリングでの万年床です。
カビ対策として、以下をご紹介しました。
✔朝起きたら立てかける
✔ベッドにする
✔除湿シートを敷く
✔定期的にエアウィーヴ本体と専用カバーを洗濯する
エアウィーヴはお手入れをしっかりすれば長く愛用できる寝具です。
私のようにカビを生やさないように対策して、快適な睡眠を手に入れてくださいね!
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